育て方の知恵袋

土について

良い土とは

土壌は植物にとって『家』のようなもの。よりよい環境で育つことで、健康に育ちます。

良い土の条件

強く土を握ります。

軽く押すとくずれます。

軽く押してもくずれない土は水はけが悪い。

握っても固まらない土は保水力・保肥力がない。

土壌は、『団粒構造』が理想!

団粒構造の土にするためには土づくりが肝心です。

団粒内や団粒と団粒の間にすきまができることで、保肥力・保水力・排水性・通気性がよくなります。

土づくりの手順

(1)大きな石や雑草を取り除く。日当りや風通しの悪い場所はNG!
深くまでよく耕し、酸素を含ませます。

(2)「たい肥」「石灰資材」「肥料」の順に施します。1週間おきに行うと良く土になじみます。

!たい肥・石灰資材・肥料はかたまりが残らないように、良くなじませましょう。
!植え付けの1~2週間前には土づくりをしておきましょう。施してすぐに植え付けると植物を痛めてしまうことがあります。

*植物に合わせて配合された専用の土も便利です。

土壌における微生物と有機物のはたらき

pH(ペーハー)とは

酸・アルカリの度合いのこと。酸性雨が降ると土壌は酸性になります。また、植物は根から「根酸」と言われる有機酸を分泌し 養分を吸収するため、土を酸性にします。
酸性化した土壌を中和するのが『石灰資材』です。植物はそれぞれ適正なpH(好適pH)が異なり、調整する必要があります。

石灰を与えるのは、酸性に弱い作物だけ

どんな作物にも石灰を与えるのは間違いです。
例えば、もともと酸性に強い(pHが低い)ジャガイモに対して石灰を与えると、肌の色が落ち表面がざらざらになってしまいます。
石灰資材は作物の好適pHに合わせて使うようにしましょう。

酸性に対する強さ
強い 4.5-5.5 スイカ・ジャガイモ
やや強い 5.5-6.0 サツマイモ・パセリ・大根・トウモロコシ
やや弱い 5.5-6.6 キュウリ・トマト・レタス・人参・メロン
弱い 6.0-7.0 タマネギ・ゴボウ・唐辛子・アスパラガス

石灰にはアルカリの強さの異なる『消石灰』『苦土石灰』『有機石灰』などがあります。
石灰類は多用すると土を固くしてしまうことがありますが、有機石灰はミネラルも豊富で土を豊かにするので、初心者でもオススメです!

ペットボトル肥料 ぱらぱら有機石灰
カキガラ有機石灰
貝心の一撃

土の種類と特長

「通気性」「保水性」「保肥力」等の特長の異なる『単用土』と、 『土壌改良材』を組み合わせて配合することで、植物の生長や用途に合った『培養土』となります。

『単用土』『土壌改良材』の種類

『単用土』と『土壌改良材』の主な種類と特長は以下のようになります。

通気性 保水性 保肥力 商品紹介ページはこちら
単用土 赤玉土 赤玉土(大粒)  赤玉土(中粒)  赤玉土(小粒) 
鹿沼土 鹿沼土(普通)  鹿沼土(細粒) 
軽石 軽石(大粒)  軽石(中粒)  軽石(小粒) 
黒土 黒土
桐生砂 桐生砂
川砂 川砂
土壌改良材 腐葉土 腐葉土
バーミキュライト バーミキュライト
パーライト パーライト
ピートモス ピートモス
ゼオライト 1Kg  5Kg  20Kg 
くん炭 くん炭

*製法・形状によって同じ土でも性質に差があります。



配合例

1.花つきの悪い草花類には「赤玉土」などの粒状の用土と「腐葉土」を混合し、乾きやすい(気相率の高い)混合用土にします。
2.根腐れを起こしやすい植物や、根の張りの悪い植物などには、通気性を良くし、土の中の空気(気相)を多くする「軽石」「パーライト」などを3割程度混合します。

植物の種類 用土の配合例
一般草花 赤玉土7 腐葉土3
野菜 赤玉土6 腐葉土3 堆肥1
観葉植物 赤玉土5 腐葉土3 パーライト1 バーミキュライト1
挿し木・種まき バーミキュライト5 パーライト2 鹿沼土2 くん炭1
球根・宿根草 赤玉土5 腐葉土3 堆肥1 バーミキュライト1

※配合例は一般例のため、植物の品種により変更が必要な場合があります。
※緩効性肥料を混合する際の目安は1リットル当たり2~3gです。
※粒の大きさは、植物の育ち具合や鉢の大きさにより、極力均等化します。
※堆肥の種類は植物に合わせてご使用ください。