株式会社サンアンドホープ

元肥と追肥、お礼肥、寒肥、たくさん「肥」がつくけど違いは何?

元肥(もとひ)

元肥とは植物の植え付けのときに事前に与える肥料のこと。 土全体に混ぜ込む『全層施肥』や、根に直接当たらない場所に埋めておく方法があります。 ※地域によっては、「もとごえ」と呼ぶ所もあります。

追肥(ついひ)

追肥とは植物の生長に合わせ、追加で与える肥料のこと。 土の表面に置く「置き肥」や、土を掘って埋め込む方法があります。 ※こんな時、追肥は禁物です!※ 水不足の時、追肥よりも「水」が必要。 植物の生育に必要なのはあくまでも日光と水と二酸化炭素です。 低温の時や水不足の時は、肥料を与えても効果がありません。 水不足の時はまず肥料よりも水を与えてください。 酸素不足や病害虫が原因の時も追肥は禁物です。 生育期間の長い作物は葉色がさめた時が追肥のサインです。 ただし、それがチッ素不足なのか?リン酸やカリ不足なのか?見極める必要があります。

お礼肥(おれいひ)、寒肥(かんぴ)

果実を収穫したり、花を咲かせたりしたのちに施す肥料。 樹勢の回復のために与える肥料です。 寒肥は、多くの植物が休眠中の冬季に与える肥料。 ゆっくり効いて土壌改良にもなる遅効性の有機質肥料が向いています。