株式会社サンアンドホープ

「用土」「培養土」「土壌改良材」の違いとは?

「用土」「培養土」「土壌改良材」 いずれも『土』ではあるけど、 何が違うの?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。 この単語について解説していきます。

「用土」

園芸業界では植物を育てるための土のことを「用土(ようど)」という名称で呼びます。 土は植物にとってのお家。 植物が健やかに育つために必要な環境です。 「単用土(基本用土)」とは、その名の通り1種類だけの土で他の土が混ざっていないものです。用途に合わせて自身で土作りをされる方(中級~上級者)向けです。

「培養土」

「培養土」とは、さまざまな用土があらかじめブレンドされた状態になっており、購入してそのまますぐに使えるもの。 自身で配合するのが難しいという方・初心者の方は、「培養土」がおすすめです。

「土壌改良材」

土壌環境を改良、整えるための資材です。 土壌の中には、植物の成長に必要な、栄養や微生物が含まれています。 しかし、長くその土を使い植物を育てていると、栄養も微生物も少ない状態になります。 その環境を、土壌改良材を入れて整えていきます。 土壌改良材には、植物由来のものと、動物由来の2種があります。 【植物由来】 腐葉土、バーク堆肥、ピートモス、もみ殻くん炭。 肥料分は少ないですが、土をふかふかにし通気性、排水性、保水性をよくします。 【動物由来】 牛ふん堆肥、鶏ふん堆肥、豚ぷん堆肥など。 肥料分が多く、植物の三大要を多く含みます。